2023/06/09 18:30
梅雨シーズンが到来して、次の季節である”夏”が見えてきました。
となると、そろそろ衣替え…夏服の選び方についてこのような悩みはありませんか?
「夏服の素材はどんなことを意識して選べばいいの?」
「夏服におすすめの素材は?」
洋服に使用されている素材は様々ですが、実はそれぞれの素材には異なる性質があり、夏に向いている素材もあれば、夏にはまったく向いていない素材もあります。
より夏を快適に過ごすためには、夏服に向いている素材が使用されている洋服を選ぶ必要があります。
そこで、本記事では夏服におすすめの自然素材について、種類や選ぶメリットをご紹介していきます。
最後には、背中ニキビを防ぐ方法についてもご紹介していますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
夏服におすすめの自然素材の特徴は?
夏服におすすめの自然素材の特徴は、”吸湿性”や”吸水性”、”速乾性”に優れていることです。
夏場は非常に汗をかきやすいので、吸水性や吸湿性に優れていないと服の中が蒸れてしまい、ニオイやストレスの原因になってしまいますし、洋服が汗を吸収してくれても速乾性に優れていないとベタベタしてしまいます。
ですので、夏服には吸湿性・吸水性・速乾性の3つのポイントが欠かせないのです。
夏服におすすめの自然素材とは?
夏服におすすめの自然素材は下記の2つです。
・リネン(麻)
・コットン(綿)
それぞれの自然素材について詳しくご紹介していきます。
夏服におすすめの自然素材①:リネン(麻)
リネン素材は、フラックスとよばれる亜麻科の植物の茎を原料とした自然素材です。
吸湿性・保温性・速乾性に優れているだけではなく、繊維がとても細かく毛羽立ちしにくいため、肌触りも非常に優れています。
中でも吸水性には非常に優れており、なんと吸水性が高いと言われるコットンの4倍ほども水分を吸収できるのです。
また、リネンは自然素材ながら非常に耐久性に優れた丈夫な素材となっているため、汗や洗濯などで水分に触れても生地が痛みにくい性質を持っています。
つまり、リネン素材は夏場を快適に過ごすだけではなく、洋服を長期にわたって愛用することもできるのです。
夏服におすすめの自然素材②:コットン(綿)
コットン素材は、主にアオイ科の植物から取れるフワフワとした綿を原料とした自然素材です。
吸湿性・保温性・通気性に優れている素材のため、夏場であっても汗を素早く吸収して発散してくれますので、洋服の中が蒸れずに1日中快適に過ごすことができます。
また、コットンはタオルにも使用される素材ですので、非常に肌触りがよく肌への刺激を防いでくれます。
一方で、時間と共に毛羽立ちしやすいので、長期間愛用するにはしっかりとしたお手入れが必要になる特徴もあります。
夏服にリネン・コットンを選ぶメリット
夏服にリネン・コットンを選ぶメリットは下記の2つです。
・吸水性・吸湿性に優れている
・肌への負担が少ない
それぞれのメリットについて詳しくみていきましょう。
1. 吸水性・吸湿性に優れている
夏服にリネン・コットンを選ぶ最大のメリットは、やはり吸水性と吸湿性に優れていることです。
湿度が高く汗をかきやすい夏場に、吸水性・吸湿性の低い素材の洋服を選んでしまうと、いくらお気に入りの洋服でも着ていてストレスに感じてしまうでしょう。
また、汗をすぐに発散してくれるので、服の中が蒸れにくくニオイがこもりにくいのもありがたいポイントですよね。
2. 肌への負担が少ない
吸水性と吸湿性に優れているとストレスを感じにくいことはもちろん、実はお肌への負担を減らしてくれるという効果もあるのです。
服の中が蒸れてしまったり汗を吸収してくれないと、「あせも」や「かゆみ」などの肌トラブルの原因になってしまいます。
また、汗から出る皮脂や蒸れによる雑菌増殖などの原因から、一度できたらなかなか直すことのできない、やっかいな「背中ニキビ」が発生してしまうことも多くなってしまうのです。
このように、汗や蒸れが原因となる様々な肌トラブルを防ぐためにも、吸湿性・吸水性・速乾性に優れた夏服を選ぶことがおすすめです。
まとめ
本記事では、夏服におすすめの自然素材について種類や選ぶメリットをご紹介していきました。
夏服を選ぶときは、吸湿性・吸水性・速乾性の3つのポイントから選ぶことで、より快適に過ごすことができるだけでなく、汗や蒸れによるお肌トラブルを防ぐことにもつながります。
涼しげな夏服であっても、使用されている素材によっては夏服に向いていない素材であったり、機能性に優れていない洋服も中にはありますので、素材にまでこだわってみるといいでしょう。
ぜひ本記事を参考にして夏服選びをしてみてくださいね。