2023/04/28 18:30
近年、価値観の多様化が顕著になってきました。
「これが正しい」や「こうあるべき」といった固定観念が薄まっていき、どんな考えも尊重するスタンスがスタンダードになってきています。
それゆえに、自分が望む生き方がしやすくなったメリットがあるわけですが、パートナーとの過ごし方に関しても変化が訪れつつあります。
この記事では、そんな「ライフスタイルの変化に伴うパートナーとの過ごし方」について解説していきたいと思います。
結婚生活のスタイルも変化してきている
昭和や平成初期ころまでは、女性は結婚すると男性の籍に入り、専業主婦として家事や育児を任されていました。
仕事をしたとしても短時間労働や内職で月に数万円程度を稼ぎ、旦那さんや子供のことを優先に暮らすことが当たり前とされていました。
一方で男性は家族を養うために、給与や昇進を目指しひとつの会社で働き続け、子供が巣立ち定年退職をした後にのんびりと余生を過ごすといった生き方が主流でした。
しかし、平成中期頃になってくると、女性の社会進出も活発になり、共働き世帯が急増していきます。
”イクメン”という言葉が登場し、男性も家事や育児に積極的に参加していくようになり、令和においては、男性が家事を「手伝う」という表現自体がタブーとなるほど、夫婦が協力して家事や育児をこなすことがスタンダードになりつつあります。
そして、「ひとりの人間としての自分の時間」も、とても大切であるという認識に変わっていきます。
自分を犠牲にして心身ともに疲弊した状態では、良い家事や育児もできないという考え方が広まっていき、趣味に没頭する時間を作ったり、一人の人間としてリフレッシュすることが重要視されるようになりました。
これによって家事や育児の質も上がり、結局は家族の幸せに繋がると認識されるようになってきたわけです。
現代におけるベストなパートナーとの過ごし方
前述した結婚生活のスタイルの変化によって、パートナーとの過ごし方も変化してきています。
具体的にいくつか挙げてみましょう。
定期的に2人でデートをする
一昔前までは、結婚して子供が生まれたら2人の時間がほとんどなくなり、子供中心の生活となっていました。
夫婦によってはそのまま寝る部屋も分け、性生活もなくなっていくケースもありました。
しかし現代では、「夫婦2人の時間」を重要視する傾向にあるため、定期的にデートをすることも増えてきているそうです。
お互いの趣味の時間を優先する
仕事から帰宅した後や休みの日は、基本的に家族で過ごすことが多くなりますが、近年では趣味などに没頭する時間も大切にするようになりました。
一昔前までは、「好きなことをする前に家族との時間を大切にして」と言われてしまうこともありましたが、定期的に1人の時間を作り、リフレッシュすることを夫婦で尊重できるようになってきているのです。
1人の時間が作れることでリフレッシュでき、家族にも優しく接することができるようになる、といった好循環が生まれやすくなっています。
例えばこれといった趣味がない夫婦でも、お互いが1人になれる時間を定期的に作るだけで関係性が良好になりやすいでしょう。
同じ趣味を作り楽しむ
お互いの趣味の時間を優先する傾向はあるものの、「共通の趣味」を作り、一緒に楽しめる時間を設けるのも現代のパートナーの過ごし方であると言えます。
例えばここ数年再びブームとなっているキャンプであったり、VOD(ビデオオンデマンド)サービスに加入して様々な映画を観ることであったりと、この時代ゆえの趣味を作るパートナーも多くなっています。
同じ趣味を持っていると、時間を共有できるだけでなく共感する機会も増えるので、パートナーとしての関係も良好になる傾向にあります。
選択肢が多い現代であるからこそ、同じ趣味を作りやすいとも言えるでしょう。
まとめ
今回は、「ライフスタイルの変化に伴うパートナーとの過ごし方」について解説してきました。
ライフスタイルの変化に伴い、パートナーとの過ごし方も変化しつつあります。
・定期的に2人でデートをする
・お互いの趣味の時間を優先する
・同じ趣味を作り楽しむ
こういった過ごし方を取り入れることで、夫婦生活もより豊かにしてみませんか?