2023/04/07 18:30
日本人の寿命は伸び続け、現代では「人生100年時代」と呼ばれるまでになりました。
また、ネット社会も広がりを見せ、ビジネスやプライベートに大きな影響を与えています。
そして、新型コロナウイルスの世界的大流行によって、人々の価値観も大きく変化しましたよね。
まさに「新時代」とも言える2023年ですが、新しいライフスタイルで暮らそうとする人もとても増えてきています。
4'33はそんな新時代のライフスタイルに合ったファッションを提案したいと考えて始まりました。
今回は、そんな「新時代のライフスタイル」について解説していきたいと思います。
これまでの日本人のライフスタイル
昭和から平成にかけての時代では、「良い大学を出て一流企業に入り、定年退職するまで働き続けること」が正しい生き方とされてきました。
20代で結婚し、地元で子供を育て、定年退職後はのんびりと暮らしていく。
女性に関しては、なるべく早く嫁いで男性を立てながら暮らしていく。
30歳を過ぎて独身でいること自体があまり良い印象ではなかったですし、2回、3回と転職をする人も良いイメージを持たれませんでした。
2020年代に入りライフスタイルは大きく変化する
平成後期に入ると、徐々に日本人のライフスタイルにも変化がみられるようになりました。
女性の社会進出が当たり前になっていき、転職もポジティブな考えで行うことを「ステップアップ」と捉えるようになっていきました。
そして、地元から離れて暮らす「移住」という選択肢を実行する人が増えてきたのも、平成後期くらいからであると言えるでしょう。
そういったバックボーンがあった上で、2020年代の「新時代のライフスタイル」が誕生したわけです。
新時代のライフスタイル
それでは、実際に2023年現在における「新時代のライフスタイル」を具体的に挙げていきましょう。
もしも「将来どのように生きていこうかな」と悩んでいるのであれば、ぜひこれらのライフスタイルを参考にしてみましょう。
▸老後はのんびりではなく、いつまでも「やりがい」を持ち続ける
現代では、65歳以上の高齢者であっても、元気に暮らしている人が多くなっています。
当然ながら、年金受給年齢が引き上げられたり不景気ゆえに働き続けなければならない、といった社会的要因もありますが、単純に「やりがい」を持ち続けて覇気のある暮らしをしている人が増えているとも言えます。
65歳は決して終活をする年齢ではなく、第2の人生を始める年齢でしかなくなったのです。
新たな趣味を作り楽しむ人や、新たなビジネスを始める人もいます。
また、老後の生活資金を作るために65歳以上になっても働き続ける割合も、非常に増えているのです。
▸仕事とプライベートの重要度の変化
一昔前までは、仕事が基本で、プライベートはその次といった価値観が多くありました。
しかし、新時代では、「プライベートの充実が何より優先で、それに合った仕事をする」といったライフスタイルに変わってきています。
極端な話をすれば、サーフィンが生きがいともいえる人であれば、早朝から9時くらいまでサーフィンをしてから出社できる会社に勤めるのです。
もしくは、風の状態が良い時にいつでもサーフィンができるように、フリーランスとして働くという選択肢を選ぶ人もいます。
例えでサーフィンを出しましたが、人によって「大事にしたいもの」は違うでしょう。
家族を何よりも大事にしたいならば、家族と過ごせる時間を考慮して仕事を選びますし、友人や恋人との楽しい時間を大事にしたい人は、それを踏まえた上で仕事を選びます。
プライベートが充実すれば、仕事もより頑張れるという「真逆の価値観」に変わってきていると言えるでしょう。
▸「地元に住み続ける」から「幸福だと感じられる土地への移住」への変化
これまでは、仕事の都合で移住することはあっても、自らの意思で違う土地に移住するのはレアなケースであったと言えます。
しかし、現代ではネットの普及や移動手段の豊富さ、そして低価格化によって、気軽に地元に戻れるようになりました。
それゆえに、違う土地に移住がしやすくなったのです。
誰しもが、「あの土地に住んでみたいな」といった思いがあったりしますよね。
人によっては気候の良さが魅力的に感じることもありますし、食文化であるかもしれません。
近年では、「日本」に拘らない人も増えてきています。
税金や介護など、老後のことを考え、リッチに暮らせるマレーシアなどに移住することを選択する、ということもあるわけです。
この上に、「住環境」におけるライフスタイルも、大きく変化しているのです。
まとめ
今回は、「新時代のライフスタイル」について解説してきました。
仕事とプライベートの重要度や住環境など、ライフスタイルは大きく変化しています。
必ずしも変化させなければならない訳ではありませんが、そういったライフスタイルが今後はさらに浸透していくことでしょう。
具体的なライフスタイルのビジョンがない人は、ぜひ理想のライフスタイルについて考えてみてはいかがでしょうか?