2022/12/02 18:30
冬服についてこのような悩みはありませんか?
「冬服におすすめの素材は?」
「冬服選びのポイントは?」
「自然素材を冬に選ぶメリットは?」
冬服で重要視されるポイントは「保温性」ですが、実はそれ以外にも重視するべきポイントがあります。
暖かさだけで冬服を選んでしまうと、服の中が蒸れたり汗をかいてしまってストレスになってしまうこともあります。
そこで本記事では、冬服におすすめの自然素材の種類や、選ぶメリットについてご紹介していきます。
冬服におすすめの自然素材の特徴は?
冬服におすすめの自然素材の特徴は、保温性と放湿性の2つのポイントです。
肌寒くなる冬に体温を逃さないように保ってくれる「保温性」はもちろん、室内にいたり歩いて体温が上昇したときにカラダから発生する水分をしっかりと外に出してくれる「放湿性」も大切になります。
冬であっても洋服の中が蒸れてしまうこともよくあり、蒸れてしまうとかゆみやあせもなどの肌トラブルの原因となってしまいますので、暖かさだけを重視するのではなく放湿性に優れているかもチェックするといいでしょう。
冬服におすすめの自然素材とは?
冬服におすすめの自然素材は下記の2種類です。
・ウール(毛)
・シルク(絹)
それぞれの自然素材について詳しくご紹介していきます。
自然素材の種類①:ウール(毛)
動物の毛から作られるウール素材は、保温性が高く放湿性にも優れていますので冬服にはピッタリな素材です。
ウール素材は、マフラーやニット、セーターなど冬服に使用される定番の素材です。
代表的なウール素材として一般的に使用されているのは「羊毛」から作られたウール素材ですが、実はウール素材にはさまざまな種類があります。
例えば、カシミヤヤギの毛から作られる「カシミヤ」やアンゴラヤギの毛から作られる「アンゴラモヘア」、アンゴラウサギの毛から作られる「アンゴララビット」、アルパカの毛から作られる「アルパカ」などさまざまです。
これらの特定の動物の毛が使用されたウール素材のことを「高級ウール」といい、一般的な羊毛のウール素材に比べて高額な値段で取引されることが多くなります。
ですので、一般的に「ウール素材」が使用されている洋服は羊毛のウール素材と考えておくといいでしょう。
自然素材の種類②:シルク(絹)
シルク素材は、蚕(かいこ)から取れるマユを原料としたタンパク質の自然素材です。
シルクは保温性こそウールに比べると優れていませんが、吸湿・放出性に優れており、静電気を起こしにくい素材ですので、冬場のインナーにはピッタリな特徴を持っています。
さらに、タンパク質から作られていることもあり、非常にきめ細かく肌触りがよく、人間の肌に近い成分で作られているので肌にとても優しいという点も特徴的です。
冬服でウール・シルクを選ぶメリット
冬服にウールとシルクを選ぶメリットは下記の3つです。
・保温性に優れている
・放湿性に優れている
・シワになりにくい
それぞれのメリットについて詳しくご紹介していきます。
1.保温性に優れている
冬服でもっとも求められる機能は保温性ですが、ウールとシルクには高い保温性があります。
冬の寒さは何枚も重ね着すれば耐えられることもありますが、コーディネートがもっさりとしてしまう原因にもなりますので、保温性の高い自然素材を取り入れることで重ね着の枚数を減らすこともできるでしょう。
2.放湿性に優れている
冬服には放出性も大切になりますが、ウールとシルクは放湿性も兼ね備えています。
歩くことが多いときや室内にいることが多くなりそうなときには、特に洋服の中に湿気がこもりやすくなってしまいますので、放湿性に優れている自然素材を取り入れることがおすすめです。
3.シワになりにくい
ウールとシルクはシワになりにくい特徴を持っていますので、毎回のアイロン掛けやシワ伸ばしなどをする必要もなくなります。
ただ、どちらも非常にデリケートな素材ですので、自宅で洗濯できないものも多く、アウターの場合は衣替えのタイミングでクリーニングに出す必要があるので注意しましょう。
まとめ
本記事では、冬服におすすめの自然素材の種類や選ぶメリットについてご紹介していきました。
冬服では保温性だけではなく放湿性も非常に大切なポイントとなりますので、暖かいだけの冬服は決して着心地のいい洋服とは言えません。
そのため、保温性と放湿性のどちらにも優れているウールやシルクなどの自然素材を選ぶことが非常におすすめです。
ぜひ記事を参考にして冬服選びをしてみてくださいね。