2022/10/21 18:30
おうち時間をより快適に過ごしたいなら、自然素材の服がおすすめです。
自然素材(天然繊維)と一言で言っても種類によって特徴は異なります。
そこで今回は、自然素材の代表的な種類とその特徴を紹介します。
コットン(綿):肌に優しい
コットン(綿)は洋服の生地によく使われる素材で、肌触りの良さが特徴。
やわらかい肌触りで、チクチクしません。
Tシャツやトレーナーなどはもちろん、肌に直接触れるインナーにも使われます。
敏感な赤ちゃんのお肌にも刺激が少ないことから、赤ちゃんの肌着には綿100%のものが多いです。
また、綿花をねじって繊維にしており、空気を多く含むため吸水性に優れています。
すぐに水分を吸い取って外側へ発散する性質から、夏でもサラサラとした感触を楽しめます。
リネン(麻):丈夫で長持ち
リネン(麻)は天然繊維の中で最も丈夫と言われています。
洗濯時にも傷みにくく、気を遣わなくていいのが嬉しいポイント。
洗濯するたびに生地がやわらかくなる性質もあり、使えば使うほど肌になじむようになります。
パンツやチュニック・ワンピースなど春夏用の衣類として使われます。
ウール(羊毛):冬アイテムの定番
ウール(羊毛)は羊の毛を加工した繊維です。
羊を思い浮かべて欲しいのですが、クルクルとした毛が特徴ですよね。
それは「クリンプ(縮れ)」と呼ばれており、空気を抱え込むような構造になっています。
身体を寒さから守ってくれるため、ニットやセーター・マフラーなど冬のアイテムに使われます。
シルク(絹):光沢感と肌触りが独特
シルク(絹)といえば、光沢感が特徴ですよね。
その秘密は、絹糸の構造にあります。
断面が三角形のため光をそのまま通さず、真珠のような美しさを作り出しています。
シルク(絹)のブラウスやシャツを選べば、上品さを演出できるでしょう。
見た目だけではなく、なめらかな肌触りも人気の理由です。
シルク(絹)は蚕の繭から取れる天然繊維で、主要成分はタンパク質です。
人の肌とほぼ同じ成分のため刺激が少なく、肌トラブルのリスクが低くなります。
特定の洋服を着たときにかゆみ・かぶれといった症状が見られるなら、シルク(絹)への切り替えをおすすめします。
まとめ
今回は自然素材の代表的な種類とその特徴を紹介しました。
コットン(綿):インナーにも使われるほど肌に優しい
リネン(麻):丈夫で長く着られる
ウール(羊毛):空気を抱え込むような構造で暖かい
シルク(絹):光沢感となめらかな肌触り
おうちで着る洋服、天然繊維に切り替えてみませんか?
それぞれの特徴を知っていると、毎日がもっと過ごしやすくなるはずです。